店長日記

水害時の対応

皆さん、こんにちは。

たて続けの台風の影響で、かなりの被害が出たのはご存知かと思います。
特に車に関しては、思いがけずトラブルに巻き込まれたりもします。

JAFの水没に関する実験の内容をご紹介します。

・冠水路走行テスト
 水深60センチでSUVでもエンジンは停止することがわかってます。
 原因は、空気の取り込み口から水がエンジン内部に入ってしまうためです。
 一か八か通らなければならない時は、時速10キロ程度で波が立たないように走る。
 因みに、時速30キロはアウトです。

・水没テスト
 セダンタイプ  ドアは窓まで水位があっても力があれば開く。
        窓は90センチまでなら作動する。
ミニバンタイプ  ドアノブまで水位があると開閉不可。
         窓は作動しない。

これからわかるように、いつも通っている道でも水位はわからないので、絶対に引き返すこと。
そして、水没したら雨が降っていても必ず窓を全開にして脱出の準備をしておくこと。

それでも窓が開かなかった時は、ドアガラスを割ります。
脱出用ハンマーが無ければ、コンビニ袋やストッキングなどに小銭数枚入れ、窓ガラスに叩きつけて下さい。パンチでは絶対に割れません。

知識があるか無いかで生死が分かれます。
今後も水害は必ずあります。正しい知識を得て、緊急時に備えましょう。