店長日記

エアバックリコール

皆さん、こんにちは。
段々と暖かくなり、風が強い日が出てきました。花粉なのかダストなのか、空気が舞っておりますので、嫌な時期になってきましたね。

さて、国土交通省は、タカタ製エアバッグのリコール対象車について、これまでの取組に加え、新たに異常破裂する危険性が高い未改修車について、車検を通さない措置を講じると発表しています。

その措置は5月から行われるため、リコール対象車を利用していて乗り続ける場合は、車検が切れる前までにリコール修理を完了しておく必要があります。

昨年10月の国内の改修率は83.2%で、約320万台の未改修車があります。

今回の措置は、平成28年4月以前にリコール届出されているもので、異常破裂する危険性が高い特定のインフレータを使用したエアバッグを搭載した未改修車が対象範囲となります。
タカタ製エアバッグは、インフレ―タが異常破裂し、金属片が飛散する不具合が発生しているため、平成21年以降リコールを実施していますが、異常破裂による死者が全世界で少なくとも18人を数えます。

ニュースで大きな話題になっていたこと。これだけ前にリコールが出されていてもまだ対応していないこと。そして危険性が高いことを考えると、一刻も早い改修が必要と判断したのだと思います。
ただ、ディーラーではすぐに修理できるわけではありません。部品を取り寄せ、修理の予約もありますから、早め早めの対応を心掛けてください。