皆さん、こんにちは。
スギ花粉の影響で黄色になったクルマも、最近は少し少なくなってきたような気がします。
スギ花粉は、桜の咲く頃までの様ですから、もう少しの辛抱ですね。
さて、写真は何だか分かりますか?
簡単に言えば、エンジンのフタを開けたところです。
何が問題か! それは汚い。メチャクチャ汚い。
なぜ汚くなってしまったのか?
それは、あまりにもエンジンオイルを交換しなかったせいです。
燃料は無くなれば走らないので給油しますが、エンジンオイルは入っていれば走れてしまうので始末が悪いとしか言いようがありません。
オイルはサラサラだから細部まで行き渡りますし、油切れしません。
でも、水飴のような塊だったらどうでしょう。細部に届きませんし、何より焼き付いてしまいます。フライパンで想像するとイメージつきますかね?
では焼き付くとどうなるか。
エンジンの内部が高温になり部品が変形したり、金属同士がくっついたりしちゃいます。
これもフライパンでイメージしてもらえれば。
そうなると、精密なエンジンは動かなくなってしまいます。
そうならないように、定期的に交換しましょうということです。
よく聞かれることは、何キロで交換するの?ということです。
クルマの取扱説明書には、1万キロと書かれているものが多いです。
私も正直なところ、その程度で十分だと思います。
少ない距離で交換することは、ただ勿体ないだけで悪いことではありません。
なぜガソリンスタンドなどは5千キロ程度で交換を勧めるか。
それは、オイル交換は儲かるからです。
頑張って良く言えばお客さんのため。
悪く言えば儲けのため。
でも、交換しないのは誰のため?
メンテナンスを怠ると、結局高くつく羽目になりますから、そこだけはお忘れなく。